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出力の調整

ギャップセンサは測定対象物の材質や形状により、出力特性が一定ではありませんが、感度調整をすることでセンサの性能を最大限生かして使用することも可能です。

ギャップセンサ調整手順(55 シリーズ基準)

技術資料
CAL(GAIN)
変位に対する出力電圧を可変する感度調整ボリュームで、換算しやすい電圧値に設定することが出来ます。
技術資料
SHIFT(ZERO)
感度を変えることなく出力電圧のシフト調整が可能です。
技術資料
LINEAR
出力特性の直線性を補正するもので、このリニア調整をしますと、感度及びシフトの再調整が必要です。

調整手順

0〜5V 出力タイプ(55015/5502A/5503A)(55MS-S)
  • センサと測定対象物間のギャップを0mm にしてSHIFT で0V に調整
  • センサと測定対象物間のギャップを1/2 フルスケールにしてGAIN で1/2 フルスケール電圧に調整
  • センサと測定対象物間のギャップをフルスケールにしてLINEAR でフルスケール電圧に調整
  • LINEAR を動かしたら?からやり直し、LINEAR を動かさなかったら終了
± 5V 出力タイプ(5505/5507/5509/5514/5520/5530/5540)(55MS-M/55MS-Z)
  • センサと測定対象物間のギャップを1/2 フルスケール+α0分にしてSHIFTで0Vに調整
  • センサと測定対象物間のギャップを1/4フルスケール+α0分にしてGAIN で?2.5Vに調整
  • センサと測定対象物間のギャップを3/4フルスケール+α0分にしてLINEAR で+2.5Vに調整
  • LINEARを動かしたら?からやり直し、LINEARを動かさなかったら終了

用語解説

分解能

測定対象物が静止時でも、変換器内部の残留ノイズにより電圧の微妙な変化を生じています。このノイズが少ないほど分解能が優れ測定精度が良いという事になります。弊社ではセンサ測定距離のハーフスケール点でこのノイズの大きさを測定し、変位換算により分解能と表記しております。(カタログの数値は当社電源を使用)

直線性

技術資料
変位センサの出力電圧は距離と比例の関係となりますが、実測値は理想直線に対してズレを生じています。このズレが理想直線に対してどの程度であるかをセンサのフルスケールに対して%表示で表記しております。(カタログ表記は室温時)

測定範囲

センサが測定対象物を測定できる範囲を示します。測定対象物からセンサまでの距離と電圧出力の関係が比例した状態を表記しております。本センサの特性上、表記の測定範囲外でもセンサの感度変化を捉えて測定することも可能です。(カタログ表記は測定対象物が鉄の場合)

周波数特性

測定対象物の振動・変位・回転の速度に対して、センサでの測定が可能な速度範囲を周波数帯域で表記したものです。

温度特性

周囲温度が変化した場合に、センサの感度が変化します。この変化を温度ドリフトと言います。1℃に対する変化量を表記しております。PFシリーズは弊社製品群でもっとも温度ドリフトの少ないセンサとなっております。