四輪車・二輪車
四輪車・二輪車での活用例
ピストン挙動計測
ピストンスカート部にギャップセンサを取り付け、シリンダボア面との隙間を計ることにより ピストン 挙動(スラップ現象)を測定します。
センサ取り付けの為の穴加工をして頂ければ、センサの取り付けもしております。
また、センサ近くに熱電対を埋め込みますと温度測定及び温度ドリフトの補正にも役立ちます(熱電対の埋め込みもいたします)。
コンロッド軸受隙間計測
コンロッド受軸部にセンサを埋め込む事により、クランクピンとの隙間を測り軸心軌跡を測定します。
ご使用になりますコンロッドにより、センサの寸法を選定しますので、ご相談ください。
例えばPU-03A型プローブをご使用の場合、穴加工Φ6.0ですと測定範囲(リニア出力)0~500µmとなります。
クランクシャフト隙間計測2
クランクジャーナルのメインベアリングに薄型センサを埋め込む事により、クランクジャーナルの動き・隙間を測定します。
ご使用によりますが、メインベアリングの大きさ(Rの大きさ)により、
センサの取り付け穴加工が違いますので、ご相談ください。
バルブリフト計測1
バルブを加工せずに、バルブのリフト量を測定します。
バルブを加工しないため、パルブの重量を変えずに測定する事ができます。
但し、センサを燃焼室内部に取り付けるため、ファイアリング運転は出来ません。
バルブリフト計測3
複数のバルブガイドにセンサを取り付ける事により、複数のバルブリフト量を同時に測定します。
バルブシステムの一部にテーパー加工をする事により(取り付け部参照)、
小型センサによる ファイアリング時の測定が可能になります。
ガスケット部変位計測1
シリンダガスケットに薄型センサを取り付ける事により、ガスケットとシリンダヘッド、又はガスケットとシリンダブロックとの隙間変位を測定します。
ご使用になりますガスケットの厚みにより、センサ寸法などを選定しますのでご相談ください。
*但しガスケットの厚さは1.2mm以上必要になります。
ホイールバランス計測
測定対象とするホイールに近接してセンサを取り付ける事により、ホイールの回転振れ(バランス)を測定します。
測定ポイントによりセンサ寸法を選定しますので、ご相談ください。
プーリー及びベルトの振動計測
CVT 式オートマチックのプーリー及びベルトに近接してセンサを取り付ける事により、プーリー及びベルトの振動を測定します。
ベルト・プーリーの振動量により、測定範囲に応じたセンサを選定いたしますので、ご相談ください。
ピストンリング変位計測
ピストンランド部(リング溝側)にセンサを取り付ける事により、ピストンリングの挙動(上下運動)を測定します。
ご使用になりますピストンの大きさにより、センサの寸法を選定しますので、ご相談ください。
クランクシャフト隙間計測1
クランクジャーナルのメインベアリング部にセンサを取り付ける事により、クランクジャーナルの動き・隙間を測定します。
ご使用になります クランクジャーナルの大きさ により、センサの取付け穴加工が違いますので、ご相談ください。
タービン及びコンプレッサの回転数計測
ターボタービン又はコンプレッサの羽に対しセンサを取り付け、回転数を測定します。また、軸に対し取り付けますと、軸の振動を測定する事も可能です。
ターボの大きさ・取り付け距離によりセンサを選定いたします。
また、使用温度・周波数特性が上記仕様より高い場合、対策品もございますのでご相談ください。
バルブリフト計測2
燃焼室側に小型センサを取り付ける事により、複数のバルブリフト量を同時に測定します。
この計測方法は、ターゲットピンをターゲットに取り付けることが必要になりますが従来のギャップセンサにはない、小型でロングストローク測定が可能になります。
また、油中でもご使用頂けます。
ブレーキディスクローター面振れ計測
ブレーキディスク面に対してギャップセンサを取り付ける事により、回転における面振れを測定します。
上記内容よりも高温で使用する場合、対応製品も用意しておりますので、ご相談ください。
スリップリングを使用した計測例
ピストンランド部(リング溝側)にセンサを取り付ける事により、ピストンリングの挙動(上下運動)を測定します。
通常スリップリングを使用して出力を取り出すとノイズの問題が発生しますが、この問題をクリアしたのがこのタイプのセットです。