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電子応用製変換器ラインナップのご紹介!

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電子応用製変換器ラインナップのご紹介!

今回は電子応用が製造している変換器のラインナップについてご紹介いたします。
電子応用製変換器はセンサとのマッチングの違いで5種類ございます。
また、その5種類の中でも電源の違いや応答周波数の違いによって、さらに9種類に分けることが出来ます。

どのセンサがどの変換器と組み合わせることが出来るか、また、使いやすい変換器はどれか!
この記事を読めば、そんな疑問が一発で解決できます。

・PU型用変換器(55型)

55型は弊社PUシリーズのセンサに適合する変換器です。
プラスとマイナスの各11~17Vの電源が必要なため、両電源が供給できる電源ユニットが必要です。(AEC-55MS型を除く)
出力電圧はセンサごとに異なり
・0~1.5V(PU-01型)
・0~2.5V(PU-02A型)
・0~4V(PU-015A型)
・0~5V(PU-03A型)
・-5~+5V(PU-05型等)
の5種類が標準です。

1.AEC-55

AEC-55は55型で最もオーソドックスな変換器です。

PU-05用にAEC-5505、PU-07用にAEC-5507など各センサごとに専用の型番が存在しています。
各型番専用のため、PU-05用をPU-07用になどといった流用は出来ません。
表面に印字されている型番表記でどのセンサに対応しているかの判別は可能ですが、形状は同じなので各センサとのマッチングにはご注意ください。

AEC-55は55型の中で最も分解能が良く、より細かな変位計測を行えます。

また、ケースが小型なので機器への組み込みなど狭いスペースでも利用しやすいです。
各センサ専用設計であったり、電源を別途ユニットにするなどして変換器自体の機能を省いているため、55型の中で最も安価です。


AEC-55型の製品ページはこちら


2.AEC-55MS

※写真はAEC-55MSを4台+専用ラックK-604-HGに収納後の写真です

AEC-55MSは55型の電源内蔵型変換器です。

電源が内蔵されているため、専用の電源ユニットが不要で一般のコンセントから電源供給が可能です。(3ピン2ピンとも対応)
また、センサセレクト機能がついており、AEC-55MS-SAはPU-01~PU-03A、AEC-55MS-MはPU-05~PU-09を接続可能です。
(PU-14以上は、セレクト機能なしのAEC-55MS-Zのみ対応いたします。)

その他にも
・前面に出力調整ボリュームがついているため校正が容易に行える
・前面のパネルで下2桁までの出力電圧が確認可能
・一部センサ型番様に干渉低減チャンネルを標準搭載
など、55型の中でも非常に多機能な変換器です。

AEC-55MSの製品ページはこちら

3.AEC-55HFL

AEC-55HFLは55型の高応答周波数対応型です。
PU-015A~PU-05の比較的小型なセンサに対応しており、DC~100kHzまでの振動・変位計測が出来ます。

AEC-55HFLの製品ページはこちら

・PF型用変換器(CFC型)

CFC型は弊社PFシリーズのセンサに適合する変換器です。
プラスとマイナスの各15Vの電源が必要なため、両電源が供給できる電源ユニットが必要です。(CFCMSを除く)
出力電圧は55型同様、センサごとで異なり
・0~2.5V(PF-02)
・0~5V(PF-03)
・-4~+4V(PF-05,PF-07)
の3種類が標準です。

1.CFC

CFC型で最もオーソドックスな変換器です。

PF-02用にCFC-02、PF-03用にCFC-03など各センサに専用の型番が存在しています。
各型番専用品のため、PF-02用をPF-03
用になどといった流用は出来ません。
前面に印字されている型番表記で判別が出来ますが、形状は同じなので各センサとのマッチングにご注意ください。

CFC型変換器はPFセンサに利用できる変換器の中で最も分解能が良く、より細かな変位計測を行えます。
また、ケースが小型なので機器への組み込みなど狭いスペースでも利用しやすいです。
各センサ専用設計であったり、電源を別途ユニットにするなどして変換器自体の機能を省いているため、PF型に利用できる変換器の中で最も安価です。

CFCの製品ページはこちら

2.CFCMS

CFCMSはCFC型の電源内蔵型変換器です。

電源が内蔵されているため、専用の電源ユニットが不要で一般のコンセントから電源供給が可能です。(3ピン2ピンとも対応)
また、センサセレクト機能がついており、CFCMS-SはPF-02,PF-03、CFCMS-MはPF-05,PF-07を接続可能です。

その他にも
・前面に出力調整ボリュームがついているため校正が容易に行える
・前面のパネルで下2桁までの出力電圧が確認可能
など、CFC型の中でも非常に多機能な変換器です。

CFCMSの製品ページはこちら

・DPU型用変換器(37型)

37型は弊社DPUシリーズのセンサに適合する変換器です。
プラスとマイナスの各15Vの電源が必要なため、両電源が供給できる電源ユニットが必要です。(37MSを除く)
出力電圧は全ての型式で共通となっており、-5~+5Vの出力電圧です。

本製品はケーブル長によって設定仕様が異なります。
AEC-37の場合は変換器へセンサケーブルを接続するコネクタの上部、AEC-37MSはセンサケーブルを接続するコネクタの右部に、03や05などケーブル長を表すシールを貼り付けています。
もし判別が難しくなってしまった場合は、シリアル番号などから出荷時の設定を確認できますため、お気軽に弊社営業担当もしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

1.AEC-37

AEC-37は37型で最もオーソドックスな変換器です。
37型は独自回路で測定距離の拡大、測定対象物の材質による出力特性の違いを最大限近似化しました。


DPU-10A用にAEC-3710、DPU-20A用にAEC-3720など各センサに専用の型番が設定されています。
そのためDPU-10A用をDPU-20A用になどといった流用は出来ません。
前面に印字されている型番表記で対応するセンサの判別が出来ますが、形状は同じなので各センサとのマッチングにご注意ください。

AEC-37は37型の中でも分解能が最もよく、細かな変位の計測が出来ます。
また、DPU-50A以上の大きなセンサにも対応しており、最長50mmまで直線的に変位を計測出来ます。

AEC-37の製品ページはこちら


2.AEC-37MS

AEC-37MSは37型の電源内蔵型変換器です。

電源が内蔵されているため、専用の電源ユニットが不要で一般のコンセントから電源供給が可能です。(3ピン2ピンとも対応)
前面に出力調整ボリュームがついているため校正が容易に行えるほか、前面のパネルで下2桁までの出力電圧が確認可能な多機能型です。
こちらもAEC-37同様センサ型番やケーブル長によって仕様が異なりますため、ご注意ください。

AEC-37MSの製品ページはこちら

・S型用変換器(76型)

76型は弊社Sシリーズのセンサに適合する変換器です。
プラスの11~26Vのみで駆動可能ですので、電源は片電源をご用意いただければご使用いただけます。
出力は1-5Vのみです。
監視装置用の弊社78型モニタと組み合わせて振動・変位・回転を数値でモニタリングできます。


また、本製品はSシリーズセンサに対応した製品ですが、特注によりPUシリーズの一部製品にも対応可能です。
特注仕様につきましては弊社営業担当もしくはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。


1.AEC-76



+電源のみで駆動可能、1-5V出力対応の変換器です。
各種Sシリーズおよび一部のPUシリーズに対応しています。
PUシリーズへの対応は特注対応となります。
対応可否や詳細仕様につきましては、貴社営業担当もしくはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

AEC-76の製品ページはこちら

・直線化用変換器(59B型)


標準的な変換器に内蔵されている、出力電圧にリニアリティを持たせる回路のみを内蔵した変換器です。

別途小型発振アンプ内蔵のML型センサや、センサ+発振アンプの組み合わせの際に、生波形の電圧出力を直線化された電圧出力に変換する変換器です。
本製品を利用することで、発振アンプの特長である小型化やケーブル長の自由度はそのままに、出力電圧にリニアリティを持たせることが出来ます。
小型のGKAアンプの詳細はこちらでも紹介しています。

59Bの製品ページはこちら

・最後に


変換器もセンサ同様に特注対応が可能です。
出力電圧の変更(-5V~+5V→0-10V、電圧出力を電流出力へ変更等)や新規設計により、多チャンネル基板などへも対応可能です。
特注仕様をご希望の方は、お気軽に貴社営業担当もしくはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

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