小型アンプ(変換器)を採用する場合の計測例をご紹介!!(振動,変位,回転,摩耗)
小型アンプ(変換器)を採用する場合の計測例をご紹介!!(振動,変位,回転,摩耗)
今回ご紹介させていただく計測例は、小型の変換器(GKAアンプ)を採用し計測していただいた事例です。
GKAアンプとはどのようなものなのか・・・?
形状は以下のようなものが主流です。
*アンプの形状は取付スペースに合わせて変更可能なため、お気軽に担当営業までご相談ください。
GKAアンプが採用される場合の主な理由
・アンプの設置スペースの都合上、アンプを小さくしたい場合。
・回転体等の動くものにアンプも取り付けて計測する場合。(アンプの軽量化)
・アンプを設置する場所の温度が高い場合。
・センサ~アンプ間のケーブル長さを10m以上にしたい場合。
それでは、計測事例を3つご紹介させていただきます。
ケース1: 回転体(シャフト)にセンサを取り付けて油膜厚み計測
最初の計測事例は、回転体側にしかセンサを取り付けるスペースが無い条件で、ベアリングとシャフト間の摩耗量や油膜厚みを計測する事例です。
センサとアンプを回転体側に取りつけていただき、ベアリングとの距離を測ることで油膜厚みの計測を実施いただきました。
同様の方法で油膜厚みだけでなく摩耗量を計測することも可能です。
なお、こちらの計測では、ケーブルのねじれを防ぐためにスリップリングを採用いたしました。
*回転体の相手側にセンサを取り付けられるスペースがあれば、そちら側からでも油膜厚みや摩耗量を計測可能でございます。
ケース2:トルクコンバーター部品の傾き計測
2つ目の計測事例は、稼働時のトルクコンバーター部品の傾き計測です
センサとアンプをトルクコンバーターに取り付ける必要があり、センサの小型化と耐熱性を高める為にGKAアンプを採用いただきました。
なお、こちらの事例ではテレメーターと併用いただき信号出力を無線で出力いたしました。
このように、テレメーターを採用し無線で出力信号を飛ばされたい場合にもGKAアンプは採用されております。
テレメーターは弊社製ではございませんが、併用をお考えの方は担当営業までお気軽にご相談くださいませ。
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ケース3:落下試験
3つ目の計測事例は、落下時の衝撃による部品の変位量計測です。
落下させる対象物にセンサとアンプを取り付けて落下試験を実施いただきました。
高い位置から対象物を落下させるため耐久性と10m以上のケーブル長さが必要となり、GKAアンプの採用にいたりました。
なお、ケーブル長さ対策としては、アンプ内蔵センサも選択肢にございます。
環境によってはGKAアンプを採用できないケースがございます。
最適なセンサと変換器をご提案してまいりますので、お気軽に担当営業もしくは弊社問合せフォームまでお問合せくださいませ。
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