次世代エネルギー/水素・アンモニア環境での計測
現在世界中で、水素やアンモニアといった次世代エネルギーが注目されています。
水素とアンモニアは、燃焼時にCO2を排出しないため、2050年カーボンニュートラルを達成するための足掛かりとして、2030年度の発電量のうち1%を水素・アンモニア由来とすることを目指しています。
ですが、水素やアンモニアには、使用する材質によっては金属を腐食させる性質もあり、標準品のセンサでは使用できないケースも多いです。
そこで弊社では、水素やアンモニア環境下での使用を考慮して、材質や構造を検討したセンサを開発いたしました。
今回は水素、アンモニアに対応したセンサをご紹介いたします。
水素環境への取り組み
水素はアンモニアと並んで、次世代エネルギーとして注目されている次世代燃料です。水素には金属を脆化させる性質があり、通常の計測機では水素環境下での計測は非常に困難です。
そこで弊社では、水素環境での計測を考慮した、水素向けのセンサを開発いたしました。
水素タービン仕様 |
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回転数 |
500,000rpm |
温度 |
80℃MAX |
圧力 |
80MPa |
耐腐食センサ:PF-07-03
本センサは腐食性ガス、化学薬品、高濃度アンモニア環境下での計測を考慮したセンサです。腐食ガス環境下での振動・変位・回転計測を考慮しています。
DC~10kHzという優れた周波数特性を持っているので、高速での計測も可能です。
センサ形状およびケーブル長さは固定となります、変更の場合は別途仕様変更が必要となる場合がございます。
耐腐食センサPF-07-03の詳細はこちら
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